広島美味グルメガイド＿Lopez(ロペズ)　Vol.005

公開日： 2014/04/19 : 美味グルメガイド, 西区, お好み焼きお好み焼き, 広島グルメ, ニシュラン, 名店

刺激的な美味しさがあとを引く
ハラペーニョ×お好み焼きがうまさ新境地

ニシュランの新連載！広島美味グルメガイド！！
※Vol.001　イタリア料理ペローはコチラ
※Vol.002　フランス料理ル・シャントゥールはコチラ
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※Vol.004　天ぷら料理田丸はコチラ

2014年3月8日より、RCCテレビのデータ放送タウンdポンで
ニシュランのオススメするグルメ店を毎週土曜日に紹介することになりました。
RCCテレビからリモコンのdボタンを押すとデータ放送をご覧になれます。
WEBサイト　タウンdポンはコチラ
※タウンdポンでは、紹介しきれないところをブログで紹介します。

西区の人気のお好み焼き　ロペズ

お好み焼きが好きな方は、まずこのお店を知らない人はいないであろう。
広島のお好み焼き好きの人に愛されている名店だ。

私は、このロペズのファン。
「お好み焼きの美味しいお店知らない？」聞かれるとまず、ロペズの話をする。
イチオシ店だ。

もう、通って7年くらいになるのではないかと思う。
その時、マイブームで広島のありとあらゆるお好み焼きの食べ歩きをしていた。
その時に出会ったのがきっかけだ。

実は、初めて行った時にあまりに美味しくて、連続5日通ったのが記憶にある笑
それからは、ずーっと通ってます。
おかげで、お好み焼き太りもしたと思う笑

味も美味しいが、愛想のよいシェフの人柄もスゴく好きだ。

では、さっそく紹介しよう！！

ロペズ　2000年　3月23日OPEN

ロペズの由来は、シェフの名前から取っている。
シェフが八昌で修行された方で、独立の時に、
八昌のマスターから、店名は「覚えやすく」「短い」方が良いとアドバイスを頂いたとシェフは話す。
なので、候補は「ロぺちゃん」など挙がったが最終的に「ロペズ」決定。
そして、当時カープにルイス・ロペス選手が在籍されていたので「ロペズ」も覚えやすいだろうと思ったそうだ。

お店の店内

中南米のグァテマラ出身のシェフのらしいお店だ。
椅子は、カラフルでお好み焼き屋さんみたいな感じではない！！
カウンター席のみ。
鉄板で必ず食べれるのも嬉しいところ。
もちろん、鉄板で食べるのが苦手方には、お皿や箸も用意してくれる。

お店は、平日のみの営業。
いつもお客様がいっぱいなので、少し待つことも覚悟。
美味しいモノを食べるなら待てますね笑

シェフのこだわり

ロペズの美味しさの秘密は、生地作りに徹底してこだわっている。
しかも、仕込みで１回に作る量はきっちりと決まっていた。
容器に卵18個、牛乳1リットル・・・など
この量にこだわる理由がある。

空気を入れることで生地がふんわりを出すためとシェフは話す。
そして厳選した小麦粉も見せてくれた。
これを使うと「粘り」がでて、生地をより美味しくしてくれる。

ロペズのお好み焼きの生地はふんわりして甘みがあるのも、
丁寧な仕込みがあってのことだ！！

ロペズの美味しさを引き出している名脇役　30mmの厚みのある鉄板

美味しいお好み焼きを作るには、”鉄板の熱”が大事とシェフは教えてくれた。
指を指した先には、厚みのある鉄板が見える。
普段、カウンターからは見えにくい場所だ。

こちらが、鉄板の厚み。

通常19mmが普通みたいだが、ロペズは約1.6倍の30mmの厚さがある。
これにより、熱がたくさん届く。

確かに写真では、伝えれなかったが肉眼では鉄板からの熱のモヤみたいなものが高く立ち上がるのが見える。

プロの仕事

シェフのしごとは、丁寧かつきちんと基本に忠実に焼かれているのが分かる。
それは、八昌のマスターかた教えて頂いたことを今でもずーっと守り続けているとシェフは話す。

手際良く、野菜と生地の焼き上がりをベストのタイミングで合わす。
ヘラでそばと生地を合わせて仕上げる時に、
リズム良く「1.2.3」を抑えるような感じ、一体化させていく。

私は、食べに行くときもシェフのお好み焼きを焼くところ見るのが好きだ。

お好み焼き　肉玉そば　ハラペーニョトッピング。

ハラペーニョ(青唐辛子）がトッピングがオススメ。
他店には、あまりないトッピングメニューだ。

実は、このハラペーニョのトッピングは偶然出来上がったみたいだ。
もともとOPEN時にはなかったらしい。
常連のお客様が店内にあった中南米の調味料など興味があり、それをいろいろかけて試して食べたそうです。
その時に、「ハラペーニョ」が相性が良く。それがきっかけでその後トッピングメニューになったそうです。
ピリッと辛いのがクセになる美味しさです。